バス・タクシー券見直しについての要望書を提出へ

バス・タクシー券見直しについての要望書を提出へ
昨日、浜松市に【バス・タクシー券見直しについての要望書】を提出してきました。

世の中の流れも、バス・タクシー券交付を決定した時代背景と、現在は大幅に変化してきているなかで、サービスの見直しをはかり、障害者の社会進出など支援の方向性、仕組みの見直しをはかっていることはについては一定の理解してます。

ただ、発達障害など軽度障害の方は日常生活も生きにくさを感じながらも、生活は過ごせることが多いので外見から、積極的な支援は大丈夫と判断されがちですが、支援は必要だと思います。

アクティブの活動を通して今回の見直しについても、声として浜松市に届けたい気持ちもありましたので、浜松の福祉を考える会をはじめ他の団体も要望書提出したと聞き、いろいろな団体より要望として声を上げる必要があると考えました。
もちろん、障害特性など立場が違えば、当事者、保護者それぞれ意見や要望がいろんな形で出てくると思います。

今回アクティブから見た要望ですが、障害特性はそれぞれでありその位置から、当事者・保護者の声を要望として出していくことは大切だと感じています。
要望書提出した時に、受け取った方からも声を聞かせてほしいとの話がありました。

最後に、提出して思ったことは、今回の見直しは、このまま承認されたとして、削減された予算の使い道に私たちの声から検討していだける機会があるならば、声を出さないといけないなと思いました。
当事者、保護者の声から福祉政策に繋がることを願いながら・・

【以下要望書】

バス・タクシー券見直しについての要望書

拝啓、時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
日頃より、浜松市の障害福祉へ尽力戴き、誠に有り難く心から御礼を申し上げます。

さて、先日障害者へのバス・タクシー券見直しについての説明を受けました。障害福祉サービス関連予算がこの11年で2倍となり、この間サ-ビスが充実していることについて利用者として大変うれしく思います。
しかし、今回の見直しについては、級・区分において軽度と判定される発達障害などを抱える当事者、保護者にとっては今後の生活に対して不安を覚えるものであります。
 軽度の障害者は外見からは、通常の日常生活を過ごせると判断されがちですが、多くの軽度障害を抱えるものは、社会に出た後、生活水準が平均以下の貧困世帯であり、また障害の特性上、車の免許の取得率も低いのが現状です。
軽度障害を抱える子どもにとっても、定型発達する子どもより、自分の経験から成長に繋がる特性があるため、社会参加促進の目的で交付しているバス・タクシー券は保護者にとって、成長の為の支援として利用してまいりました。
また、見直しによって、削減された予算の行き先開示をしていただくことをお願い致します。

今後、少子高齢化がさらに進み財政はさらに厳しいものになると想像します。軽度障害の子どもを含めて長期の支援体制を整えることにより、軽度障害者は、『納税者』になる力を秘めています。
また、浜松市が推進する障害者の地域移行にも繋がると考えています。上記を踏まえて下記の要望を致します。ぜひ、検討いただけますよう、よろしくお願い致します。

敬具
 


1.バス・タクシー券の見直しは、級・区分ではなく重度心身障害者医療費助成と同様に本人の所得によって交付すること
2.バス・タクシー券の見直しによって削減された予算がどこに使われるか明確にすること。
3.交付が停止となった場合、軽度障害者に対して新たな支援体制整備。
【案】福祉事業所に通所している方の交通費補助等

以上 


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