「ことばの教室」要望書提出

「ことばの教室」要望書提出4月23日、浜松市長・浜松市教育長宛に「ことばの教室」要望書を提出しました。

当日は飯田副市長・教育長が対応してくださり、私達の話をじっくり聞いてくださ
りました。「ニーズに対応したり、ニーズを掘り起こすことにも取り組み、ことばの
教室の増設や、困っている子どもや保護者の早期発見につなげたい」と、お話
頂きました。
当日の様子は、24日の中日新聞と静岡新聞に掲載されました。
提出した要望書のをアップします。
   
 「ことばの教室のさらなる充実について」
浜松市は、国の提案する「特別支援教育」より更に先進的な「発達支援教育」を推進するなど、子ども達のために良い事であれば、浜松市独自の考え方を推進しています。このような浜松市の教育の在り方を、市民として誇りに感じています。
ことばの教室につきましても、早期から「幼児にも必要」だとし、「児童ことばの教室」に併設して「幼児ことばの教室」も開級し、他市にない充実した環境を整えて来ています。「幼児ことばの教室」と「児童ことばの教室」が併設される事で、幼児期から児童期への繋がりがよく、入学する学校との連携も行いやすくなり、素晴らしいシステムができあがっています。
しかし、「ことばの教室」に通級する子どもたちは、非常に多様であり、その指導には多くの知識と専門性・熟練とが必要になります。そのため、「ことばの教室」が更に利用しやすく効果の高いものとなるために、下記の事を求める声があがっています。
是非ご一読頂き、検討・改善していただけますよう、要望いたします。
                              記

1.担当者の専門性の向上について
 「ことばの教室」の担当者は、子どもの担当をする前に、十分な研修期間を設けてください。(幼児・児童ともに)
 「幼児ことばの教室」担当者を、常勤の職員にしてください。
※「非常勤職員」であるデメリット
 基本的に勤続が5年間と定められているため、指導力がついた頃には退職となり、指導力のある担当者が育たない。
 専門性の求められる仕事でありながら、それに見合う報酬を与えられていないため、有資格者が担当者になりにくい。
 時間数が限られているため、受け入れ人数が制限される。
 担当者の専門性を高めて行くため、研修会や事例検討会等を強化するシステムを作ってください。

2.入級の間口の拡大について
 個別のことばの指導が必要な子どもは、できるだけ広く受け入れてください。
 ことばの教室を増設してください。
 ことばの教室の無い地域を無くしてください。
 ※ことばの教室を必要とするニーズ見合う教室数を確保してください。  
以上

by junjun

 



この記事へのコメント
要望書を出したからといって、すぐにいろいろ変わる訳ではありませんが、少しずつでもよりよい環境作りへと繋がって行ければいいですね^^
Posted by ぴよぴよ at 2008年04月25日 13:54
ぴよぴよ様  
今は、小さな一歩でも私達の声に、耳を傾けてもらい、よりよい環境作りへと繋がっていけばいいですね^-^
Posted by junjun at 2008年04月25日 22:43
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    コメント(2)